クレジットカードで多重債務!?

便利すぎるクレジットカード

クレジットカードを既にお持ちの方であれば、もうお分かりでしょう。
クレジットカード支払いは、非常に便利なものです。手持ちの現金がなくても、利用限度額までならその場で支払いが簡単にできてしまいます。例えば、ご自身が主催の飲み会などで、まとめてクレジットカードで支払いを済ませることもあるでしょう。参加者から相応の金額を集めるも、つい財布の中に現金があると、羽振りが良くなってしまうこともあります。気づいたら、集めた金額はほとんどなくなっていた・・・・・。けれど、クレジットカードの支払いはなくなることはありません。

非常に便利なクレジットカードは、時折「便利すぎる」道具になってしまうわけです。こうして支払いが難しくなり、他のローンサービスやクレジットカードのキャッシングを支払いに当てるようになって、クレジットカードが発端の多重債務につながることもあるのです。

この金銭感覚の欠落が、クレジットカードの落とし穴なのです。

金銭感覚を意識しよう

上記の通り、金銭感覚の欠落がクレジットカードの大きな落とし穴です。よって、金銭感覚を呼び戻すことが必要になります。

クレジットカードで支払いを行った場合、金額は数字でしか出てきません。実際に現金を使うわけではないので、財布を見ても現金の金額は変わらないので、金額の大きさと支払いを行った実感が持てないことが原因になります。
この感覚を取り戻すには、まずレシートや領収書は必ずもらい、保管することがひとつです。そして、メモ帳やノート、携帯電話のメモ機能などで、一つ一つ書いていきましょう。そして、その横に、その月に利用したクレジットカード支払い金額の合計を記入します。実際にやってみるとわかるのですが、合計金額をすると自分では意識していなかったような金額になったりします。この驚きが、金銭感覚の欠落なのです。これを、実際に数字に出すことで、埋めていくのです。

月に利用可能な額を計算しよう

また、毎月入る収入額と、毎月支払わなければいけない金額があります。家賃や電話代、光熱費、食費などがそうですね。これらをまとめて計算し、平均収入から差し引くことで、毎月の余裕を計算します。

その余裕が例えば月々5万円だった場合、この5万円以上の購入は行わないようにします。
また、例えば10万円のものを購入する場合は2ヶ月分、15万円の場合は3ヶ月分の購入というように計算するのです。

基本は一括払い、分割でも2回まで

支払いを行う場合、できる限り翌月一括払いで済ませるように心がけましょう。翌月一括払いの場合は利子がつかないので、無駄な支払いを行うことはありません。特に日本ではクレジットカード手数料は加盟店側が支払うことを義務付けていますので、割引やバーゲンでなければクレジットカード支払いでの割り増しはありません

またどうしても分割を行う場合は、2回までの分割で済むようにしましょう。近年のクレジットカードサービスでは2回までの分割であれば分割手数料が無料になる場合が多く、これも無駄な出費を抑えることが可能です。上記の余裕の算出とあわせて、月額5万円の余裕であれば、クレジットカードでは10万円までの購入しかしないように心がけます。

多重購買を行わない

これは特に定額リボ払いでよくあることですが、例えば総額20万円のクレジットカード支払いをし、月々1万円のリボルビング支払いを行います。なんとかそのうちの10万円を返済した際、20万円まで使ったことがあるため、この返済した10万円分を「余裕枠」と感じ、さらに10万円の購入をしてしまうことがあります。
しかし、考えてみてください。10万円の返済残高と20万円の返済残高では、残る金額が違うのに月々の支払額は一定なため、ついてくる利子が全然違います。利子の分だけを見ても、残った10万円を返済してからさらに10万円購入し、支払っていくよりも、先に20万円分までさらに購入してから10万円返済するのとでは、下手をすると倍近くも違うことになるんです。
そうして毎月の返済は終わらず、残高も減らないので多額の利子を払い続けることになってしまうのです。

リボ払いや分割払いを行ったとしても、可能な限り返済額を全て返済してから、新しい購買を行うようにしましょう。